岩手町のセガワ不動産サービスの瀨川です。
岩手町の不動産動向について、
賃貸については、アパートは1~3月の繁忙期にほぼ埋まり、貸家に関しては通念通して需要があります。
売買については、去年から売家の需要が顕著で非常に問い合わせが多く、土地については建築コストの高騰により冷え込んでいる状況です。
国土交通省が毎年出している公示地価ですが、私が指標にしている岩手町の東北銀行付近の公示地価(㎡単価)が令和5年24,300円、令和6年23,000円、令和7年21,800円と毎年下落している状況です。坪単価にして71,293円ですが、実際の取引単価はそれよりも低いように思います。
岩手町の現状としては、建物として使用できる程度の空家が少なく、その分、使用できる空家はすぐに買い手は付きますが使用困難(リフォームに多大な費用がかかる)空家は解体前提となり廉価な取引価格にならざる負えず、輪をかけて土地売買の冷え込みが影響を与えて岩手町の不動産市場を鈍化させている状況だと感じております。
一方で、再生可能エネルギー事業(太陽光発電)のための土地買収が例年より多くなってきております。私も提携している太陽光発電事業者との契約案件も増えてきました。しかし、半ば強引に契約を進めてくる事業者がいるようです。契約内容も所有者に不利な内容もあるようですのでお気を付けください。。
そういったことがありましたらお一人で判断せずにご相談ください。
土地であっても私が足を使って隣地や事業者に声をかけて成約になっている案件もありますので、私も所有者の資産整理のために日々奔走していますが何とか成果を残せています。特に山林・原野・農地等の資産整理については諦めずに一度お声がけください。
まず、肝心なのは
①空家になったらすぐに不動産会社に相談すること
②利用見込みがない不動産の相続が発生した時点で士業や不動産会社に相談をすること
せっかく整理・売却ができるはずだった不動産が放置することで、逆に費用を出して整理することになるかもしれません。
実際に、岩手町のみならず八幡平、葛巻、紫波などで費用を払ってでも隣地や事業者に引き取っていただいたケースは去年から5件以上あります。
弊所も有償での引き取りサービスを検討しているところでございます。
この投稿をご覧になったからはぜひ一度ご相談ください。