岩手町の売買傾向(2023年現在)

※あくまで岩手町で営業している弊所が感じた近況です。

昨年から土地・建物を売りたいとご相談を受けるなかで、岩手町にある家やアパート等を貸していたけど今貸してる方に売却したいという相談も寄せられています。守秘義務があるので詳細は書けませんがこのようなお悩みを持ってる方は意外に多いように感じました。

特に売渡しをしたい不動産に何らかのトラブルを抱えていることは少なくありません。(例 建築基準法に不適合で再建築不可 隣地境界未確定 越境問題 水道管共有 農地 未登記建物 相続登記未了等)

弊所で不動産を調査し必要であれば土地家屋調査士や司法書士等の士業資格者も紹介いたします。不動産のただ売却といっても時間もかかりますしどこから手をつけていいのかわからない方がほとんどだと思いますのでこういうお悩みでも思い立ったときにはお気軽に弊所にご相談ください。

話が変わりますが、表題にあります岩手町の売買傾向なんですが、昨年の秋までは土地売買の動きが盛んであった(建築会社様からのお問い合わせも多かったです)のが印象でしたが建材高騰による波か冬に入りかけると止まってしまいました。(ただ、冬はもとから土地はあまり動きがありませんが)

それでも岩手町で現在も需要が高いのが中古戸建です。前から需要がありましたが価格高騰によりさらに強くなった気がします。岩手町は空家が多いのですが需要に対して間に合ってはいませんがこれもなかなか難しい問題もあり、相続が終わらないや思い入れのある実家と売るのは気が引ける又相続してすぐに売却するのはちょっと・・・など所有者様にもそれぞれの理由があります。

ただし、家もずっと放置されていると急速に劣化していきます。築年数にもよりますが害虫、害獣の住処になり適切に管理されていないと数年で家として適さない状態となり、いざ資産整理したいとなっても解体の選択肢を選ばざる負えませんが岩手町の土地価格からすれば解体費用で手残り僅かまたは赤字ということになります。

実は弊所でも空家の管理も相談があります。空家管理のサービスは意外と皆さんの知らないところでありますので記事を読んだ方は検討してみてもよろしいかと思います。

最後に、先日、岩手町から岩手町町統合中学校の新しい公示資料がでました。岩手町立統合中学校並びに岩手町学校給食センター建設工事基本設計業務委託簡易公募型プロポーザルの実施について | 【岩手町】公式ウェブサイト (town.iwate.iwate.jp)

良かったら見てください。学校が減るのは寂しいですが子供たちが受けれる教育サービスをまとめてより良い環境にするには統合はしかたないのかもしれません。

一方井、川口、沼宮内の中学校が沼宮内に統合される計画ですので、近年の土地売買の傾向で若い世帯が沼宮内に土地を購入をしているのはやはり統合の流れも作用しているのでしょう。価格高騰はありますが土地の需要が今後高まっていくことに期待したいです。